自分がいかに物事に対して無知・無関心で生きてきたかを思い知らされる
家を建てます。
私は常々、マイホームはいらないし、ずっと賃貸でいいかな〜と思ってた。
家って何千万もするやん?
何千万っていう借金をして家を買う、そんな勇気自分にはない!
そやったら、老後までにお金貯めて、老後、ちっさな家を田舎に買って住むっていうのがいいかな〜と思ってた。
なぜ家を建てる経緯に至ったかというと、妊娠がきっかけ。
妊娠前に、家賃の安くて広めの家に引っ越したのだけれど、妊娠中、つわりで、家のにおいを受け付けなくなった。
仕事から帰って家に入ると吐きそうになる。仕事が終わって家に帰るのが憂鬱になった。
早く引っ越したい!となり、でも今の家の家賃がとても安いので、引っ越すと家賃が3倍くらいになる。そしたらローンを払うのとあまり変わらない。
子どもができてからの生活を考えると、そんなに引っ越しもできないし、子どもが増えていくと狭い家はストレスになるし・・・
家、買う?ってなった。
(なんて安直な考え!あんだけいらんって思ってたのに、状況が変わると、ころっと考え変わるんやな・・・)
去年の4月頃から住宅展示場に行き始め、家の購入を考え始める。
そして去年の12月に着工。(この辺の経緯はまた書きます。)
家建てるならこだわりたいし妥協したくないな〜と思っていたけれど、一つ一つが高すぎる。感覚がおかしくなる。
家について、知らないことだらけすぎて、本を読んだり、人に聞いたり、ネットで調べたり・・・
人生で一番高い買い物、何となくで決めちゃいかん!と焦る。
まだ全然わからんことだらけだけど、少しずつ勉強すると、家に興味が湧き、他人の家をジロジロとみるようになる。
今まで全然気にならなかったことに目がいくようになる。
これはクッションフロア?とか、突板?とか、
あの外壁、ケイミューのカタログで検討してたやつ!あんな感じになるんやな〜。とか。
人は知識がついてくると興味が湧いてくるし、それに目がいくようになる。もっと知りたいって思うようになる。
全く知識がないと、まず目がいくこともない。
これって恐ろしいことでもあるなと思った。
世の中にはいろんな問題がある。それを知らん、無関心でいるってことは、怖い。
自分の言葉や行動の選び方って、その人の知識量にも比例すると思う。
どこまでいろんなことを考えているか。
私は、できるだけ周りの人たちにとってプラスな存在である自分でいたいなって数年前から思うようになったけど(昔は自分のことしか考えてなかったけど、この歳になってようやく少しは周りに目がいくようになった。)、物事を知らんことによって人を傷つけてることがあるかもしれない。
無意識に人を傷つけるって罪よね。
生きている以上、この世の中のことをもっと知らなあかんなあ。